私は地下鉄で通勤している。
そこで、地下鉄で気付いた事を書いてみる。
その1 座席はだいたい端っこから埋まっていく
空いている地下鉄だと端っこにしか人が座っていない時がある。
端っこに座っていた人が降りると、真ん中に座っていた人がわざわざ端っこに移動するのを何度も目撃する。
その2 ドアの前から動こうとしない
ドアの前に立っているので次の駅で降りるのかと思いきや、降りずにずっと立っている。
乗り降りの人の邪魔になっているのにずっとドアの前に立っている。
これは一体なんぞや。
その3 邪魔な座り方をする
大きく股を広げて座ったり、足を通路に投げ出すように組んで座ったりする人は昔から見かけるが、スマートフォンが普及しだしてから見かけるようになったのが、背もたれに体を預けず前のめりになって座る格好である。
前のめりになってスマートフォンを操作し、スマートフォンに没頭し過ぎてなのか混んできているのにずっとその体勢のままでいる人がいる。
主に男子学生に多い。
スマートフォンに没頭し過ぎて自分が今どの駅にいるのか分からなくなり、前の駅で降りて慌てて戻ってきたり、乗り過ごしてしまったりする人もたびたび見かける。
その4 関所の門番がいるときがある
リュックサックは左右均等に重さが掛かり肩掛けカバンよりも肩こりになりにくくて良いと思うのだが、混んでいる地下鉄に乗る時には是非手に持っていただきたい。
やはりこれもスマホが関係しいると思うのだが、スマホを操作したいがためにリュックを手に持ちたがらない人が多いような気がする。
大きなリュックを背負った人の後を通るとき沢山の人がそのリュックにぶつかり、リュックを背負っている人も邪魔になっているのが分かっているであろうに決して手にもとうとしない。
さらにはリュックを背負っている人同士が背中合わせに立ち、関所の門番のごとく通路を塞いでいるときがある。
通行手形を持っていない私は、遠い方のドアから出たことが何度かある。
その5 日能研の問題を解こうとしてしまう
目の前に日能研の広告があると解こうとしてしまう。
そして答えが合っているかどうかネットで確認したりする。
その6 座りたければ派手な服装の人の前に立つべし(札幌限定)
派手な服装をしている人は、すすきのか豊水すすきので降りる確率が高い。
よってすすきの・豊水すすきの以降も地下鉄に乗り続け座席に座りたいと思う人は派手目な人の前に立つべし。
その7 幌平橋駅の階段は長い(札幌 幌平橋駅限定)
私は「幌平橋駅」で降りるのだが、「幌平橋駅」にはエレベーターしかなくエスカレーターが無い。
階段だけで地上に出ようとすると太ももに乳酸が溜まる。
足腰の弱い方はエレベーターをご利用ください。
ちなみに札幌の地下鉄で乗車人数の一番多い駅は「さっぽろ駅」であり、一番少ない駅は東豊線の「北13条東駅」だそうである(「幌平橋駅」は40位)。
がんばれ「北13条東駅」!
この前地下鉄に乗ったとき、席が1人分空いていたので座ろうと1歩踏み出したとき「あそこ空いてるよ」と大きな声がした。
声のした方を見ると1組のカップルが。
彼氏と思われる男性は両手に大きな荷物をぶら下げている。
私は座るのを諦めつり革に掴まると、そのカップルが席の前までやって来た。
「ねぇ、座んなよ」
「いいよ、お前座れよ」
「私はいいよ、座んな」
そんなやりとりが何回か繰り返され後
「じゃあ、2人座れるようになったら座るべ」
そう彼氏が言って、2人は立ち続けた。
何駅かが過ぎても席は2人分空くことはなく、結局そのカップルは最後まで座らずに地下鉄を降りて行った。
私も席に座ることなく、カップルが降りた次の駅で地下鉄を降りた。
どちらでもいいから私の代わりに席に座って欲しかった。